2008年7月12日土曜日

Giant Escape R3の乗り味



購入してから約2週間が経過したが、Giant Escape R3の実力はどうか。


一言で表現すると、自転車という見方が大きく変わった。


まず車体の重さだが、10Kg強であり、軽さはこのクラス、この値段ではトップだろう。
私は一軒家に住んでおり、玄関までは数段の階段がある。この階段をほぼ毎日自転車の上げ下げに使うのだが、全く苦にならない。
しかし欲が出てくるものであり、もっと軽量化できないものか・・・っと考えてしまう。

次に乗り心地だが、まだ10Kmを超える中距離以上を走ったことがないが、流石に700x28cは固めの乗り心地。またそれを支えるフォークも硬い。長距離を走る場合は疲れそうな印象はある。

シートだが、標準のシートは柔らかめだが、ポジションを正確にあわせないと数キロ走っただけで、すぐにお尻が痛くなる。

ネットではシートポストのサスペンションは百害あって一利なしと言われているが、本当にそうなのかは私のレベルでは分からない。ただ交換することで軽量化は図れそうだ。

ESCAPEに付いているホイールはかなり廉価なものらしく見た目重視で、中には最初からブレているものもあるらしい。幸い私のESCAPEはそんな事はないが、なんて言っても見た目も重要。カッコいいじゃありませんか。

タイヤはMAXXIS DETONATOR 700X28C。サイズは、クロスバイクの中では標準だろうか。走ると路面との抵抗感が少なく、スムーズで気持ちい。ママチャリから乗り換えると細く感じるが、もっと細くしたくなるもの。MAXXIS DETONATORはMTBに付けたことがあるが、非常に満足度の高いタイヤでネットでも評判が良い。

R3のシフターはグリップシフトなので、ママチャリみたい。ただ使い勝手はそれ程悪くない。
しかしながら、左のシフト、つまりフロント側の変速については最悪かも。フロントディレーラーが悪いのか、シフターが悪いのかは分からないが、ギアの変速がなかなか決まらない。

<後記>
フロントディレーラーの調整をしたところ、嘘のように変速が決まるようになりました。このような微妙な調整は、納車後に自分でできるようになるといいですね。

一方でリア側は文句がないところ。
フロントは調整次第でもう少し良くなる可能性がある為、今度チューニングしてみたい。

ハンドルはちょっと長めの印象がある。
玄関の中で保管している為、家族にはちょっと不評。
580mmなので、左右を少しカットして540mmぐらいにすれば少し幅のダウンサイジングにもなる。
これは今後の楽しみということで。


全体の造りはいい。手抜きされているところはなく、全てにおいて"いい仕事してます"。


ということで、トータルとしては大満足な1台である。

これから自分に合うよう"最適化"を楽しみたい。

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